派遣会社は、なぜピンハネ業だと非難されるのか

Search Engine Strategies Conference & Expo 2006 Japn
に参加し、パネルディスカッションで、とあるアフェリエイト会社の代表にこう質問してみた。
「御社のお客さんは誰ですか?」
回答は期待していたとおり。
「通常はお金をくれる企業ですが、企業もユーザーも全てがお客さんだと思っています。」
なぜ、アフェリエイトの話をするのか・・・。
派遣とアフェリエイトって「ピンハネ業」という点で同じゃない?(語尾は上げて読んでね)というのが持論である。
ググってみた。
google:アフェリエイト ピンハネ
google:派遣 ピンハネ
見ていただけましたか?この件数の違い!
当然この件数の違いは、アフェリエイト派遣社員の普及率の違いにも起因するでしょう。
問題は件数だけでなく、「派遣+ピンハネ」の方はほとんどが派遣会社のバッシングだという点!

そんなにいじめなくても・・・。
これは、派遣会社とアフェリエイト会社で「お客さんの捉えが異なる」ことに起因するんじゃないだろうか?


2007/7/18 加筆
今、派遣会社が一人採用するのに10万円以上の広告費がかかると言われています。しかも、定着してくれません。つまり、ピンハネ代で求人広告費をまかなっているのが現状です。企業の求人代行になってますね。
誤解を恐れずにいえば、商品を買う時に中間業者は「必ず」上乗せしています。もうちょっとピンハネの意味を再考するべきではないでしょうか?ゼロから新しい価値を創造して、利益を出している企業はほとんど無いといっていいでしょう。ほとんどの企業はピンハネで成り立っているのですから。