2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

うける技術

とにかく読んでください。高田純次系の技術かも。 あるシチュエーションにおいてどういう会話をすれば会話が上手く流れるのか?相手の「心をユーモアで掴む」技術がここにあります。「生協の白石さん」のセンスでメールを返し、「うける技術」のテクニックで…

Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~

仕事のやっつけ方のちょっとしたコツをまとめたムック本。 早速、裏紙でToDoリストを2冊作り、やらなくてはならないことを「細かく分解して」一冊は10分で片付くリスト・もう一冊は処理に1日以上かかるリストとして管理したところ、生産性(嫌いな言葉です…

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)作者: 西林克彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/09/20メディア: 新書購入: 24人 クリック: 920回この商品を含むブログ (168件) を見る

“売る力”を2倍にする「戦略ガイド」

知り合いのマーケターオススメの水口氏第一弾。 時代の変遷と共に顧客のニーズも移り変わっていく。当然、過去の成功体験による戦略が通用するわけも無く、売る側の考え方を変えることが必要である。 商品の需要の再定義が必要。商品から顧客を見るのではな…

こころの格差社会―ぬけがけと嫉妬の現代日本人

格差が広がってきているのは経済面だけではなく、こころの「あり方」に格差が出てきている。勝ち組は負け組を理解することが必要であり、総て自分の力で勝ち取ったと勘違いしないことが必要だという。しかし、勝ち組が所有する外的要因(収入・地位・学歴)だ…

萌える男

バブル期に構築された「恋愛」を商品として消費する「恋愛資本主義」という価値観。恋愛とセックスがポップ化し、その重さが限りなくゼロに近づいていく。その代替として見直されたのが「純愛」である。しかし、現代に純情な男はもう存在しない。その担い手…

カラマーゾフと速読

カラマーゾフの兄弟を読んだ辺りから本を読むペースが速くなってきた。確かにあの本は「読む修行」とも言える内容だっただけに、あれを読んだことで読む忍耐力がついた気がする。カラマーゾフを東大生に奨める理由はそこか???

人にいえない仕事はなぜ儲かるのか

タイトルから想像される内容とは全く異なります。著者は、今の日本の税制の不公平感を説き、所得税ではなく「支出税」(累進課税の消費税のようなもの)を導入したらいかがか?と提案します。前半のサラリーマンの節税方法と、終章あたりの本来の税制のあり…

世界をよくする現代思想

「現代思想は目的をもっているという点で哲学とは異なる。」らしいのだが、同じような内容が反証・反証で堂堂巡りになっているあたりを見ると、専門家でも現代思想と哲学とをキッチリ分けるのは難しいらしい。哲学関連の本は初めて手にとったが、平易な文体…

老人と海

「あとがき」にあるように心理描写というよりは圧倒的な外面描写というのがアメリカ文学の真髄か? サメの襲撃という負けると分かっていても闘わないといけないという「強く生きようとする男の意思」。ハードボイルドです。でもこれって予定説・・・?老人と…

「かわいい」論

「日本発!Cawaii」を若者視点で軽いタッチで捕らえた解読書。言語学的にみて、他国では日本の「かわいい」に相当する言葉が無いこと。現在の「かわいい」という言葉の意味は、「美しい」よりむしろ「気持ち悪い」に近いことなど雑学として面白い。会社のOL…

変身

ある日、突然「虫」になる主人公。家族と意思疎通もできない(相手の言葉の理解は出来る)ままラストへ・・・。 先日、会社の同僚に突然ブチ切れられた自分は会社の同僚がこの本の主人公の「虫」になったように見えた。何かちょっとした出来事で信頼関係を無…

ダ・ヴィンチ・コード (下)

まず、サスペンスとして「ぬるいっ!」。謎解きが面白くない。 宗教モノとして見た場合、元々「イエス=神というキリスト教の設定自体に矛盾がある」と思っている自分には、この本に書かれている内容が仮に真実だとしても「そういうことも"当然"あり得るよね…

ダ・ヴィンチ・コード (上)

いわずと知れたヒット作です。謎はトントン拍子で解かれていきます。逆に、テンポが良すぎて物足りない。感想はまとめて下巻のところで。ダ・ヴィンチ・コード〈上〉作者: ダン・ブラウン,越前敏弥出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/05/31メディア: 単…

何故モチベーションが上がらないか

モチベーションが「上がらない理由」よりも、どうやれば「上げることができるか」が主題となっている。科学的・心理学的な内容というよりも、セルフコーチング本に近い。 平易で分かりやすいが、周りにとらわられず「自分がどうあるべきか」を考えている人間…

日本人のための憲法原論

相変わらずの小室節。憲法を語るのためには宗教、資本主義、民主主義、時代背景などさまざまな事柄を理解しないと、日本国憲法を批判する資格さえないということでしょうか?憲法が国家というリバイアサンを縛る為に存在するなどと考えたこともなかったので…