文学

城之崎行くなら志賀直哉

小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)作者: 志賀直哉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 96回この商品を含むブログ (90件) を見る 城之崎温泉に行くので、手にとった志賀直哉。ああそうさ、どうせオイラは安直さ! 小説…

老人と海

「あとがき」にあるように心理描写というよりは圧倒的な外面描写というのがアメリカ文学の真髄か? サメの襲撃という負けると分かっていても闘わないといけないという「強く生きようとする男の意思」。ハードボイルドです。でもこれって予定説・・・?老人と…

変身

ある日、突然「虫」になる主人公。家族と意思疎通もできない(相手の言葉の理解は出来る)ままラストへ・・・。 先日、会社の同僚に突然ブチ切れられた自分は会社の同僚がこの本の主人公の「虫」になったように見えた。何かちょっとした出来事で信頼関係を無…

カラマーゾフの兄弟(上)

ブックオフで買ってきた原卓也氏版 上巻最後の「大審問官」噂どおりスゴイです。文学なんて読んだこと無いので比較のしようが無いのですが、絶対的にスゴイと思います。僕のボキャブラリーでは表現できません。朝の電車で読んでいたら、その日の仕事が手がつ…