“売る力”を2倍にする「戦略ガイド」
知り合いのマーケターオススメの水口氏第一弾。
時代の変遷と共に顧客のニーズも移り変わっていく。当然、過去の成功体験による戦略が通用するわけも無く、売る側の考え方を変えることが必要である。
- 商品の需要の再定義が必要。商品から顧客を見るのではなく、顧客の生活から商品を見る。時計が携帯へ。銀行はコンビニのATMへ
- 7F:リサーチ、プロダクト、プレイス、広告、販売促進、営業、ロジ
- 店は減り接点は増える>>消費者が選択した接点で戦うべきである。
- 消費者の選択は鋭くなっている(普通名詞から固有名詞へ)
- モノのニーズからソリューションへ
- 戦略:長期、革新、集中、統合、執念!
日本のマーケティングの大家とはいえ、70歳を越える方!が書かれた本と思えば切り口は鋭いと思いますが、総論的で実務家の良さが出ていない気がします(コンサルタントの著書みたい)。「マーケティングの切り口で時代の変遷を見る社会科学」の著書として読んでも面白いと思います。というか、そういうのがマーケティングなのか?
“売る力”を2倍にする「戦略ガイド」 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 水口健次
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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