人にいえない仕事はなぜ儲かるのか
タイトルから想像される内容とは全く異なります。著者は、今の日本の税制の不公平感を説き、所得税ではなく「支出税」(累進課税の消費税のようなもの)を導入したらいかがか?と提案します。前半のサラリーマンの節税方法と、終章あたりの本来の税制のあり方(支出税)の部分は面白いが、タイトルの「人にいえない仕事」を語る中盤のルポっぽい部分が本書の論旨から最もずれている部分であり、「さおだけ屋」を意識したタイトルを付ける為に書き足した、これぞまさに「蛇足」。
でも、自分の給与の税金控除額を理解していないのであれば、勉強になる部分も多いと思います。副業しましょう!
- 作者: 門倉貴史
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/11/10
- メディア: 新書
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