勉強力をみがく
前半に総論を語り、後半で細かすぎる各論に入る本と異なり、各章各章で山があるので飽きることなく読める(これも抽象を先に書かないという、筆者の戦略らしい)。平易ではあるがピピっとくる所が多い。
- 認識離散は創造的思考により統合することができる。
- 内圧を保ちつづけることが、豊穣の犠牲者にならないための施策である。
- 抽象の基盤には多大な具象が存在し、自問自答することが必要である。
- 熟達した能力は消えない。
「分かり易い」と言いつつも、結局、各章をまとめたレビューしか書けない自分のような人にオススメ。
「勉強・学習・教育の本質はオープンエンドである。」
- 作者: 梶田正巳
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/02
- メディア: 新書
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