ドラッカーの実践経営哲学
お恥ずかしいことにピーター・ドラッカー初めて読みました。いつも本は付箋をつけながら読んでいきますが、付箋足りないぐらいです。図書館で借りてきましたが、Amazonで買って手元に置いておきます。
「顧客」とは?顧客にとって「商品の価値」とは?企業が発展するために必要な「組織」とは?
今まで、読んでいなかったことが恥ずかしいです。ドラッカー関連の本からの引用に、著者なりの解説を加えた「ドラッカーの入門書」とも言える著書だと思います。今度はドラッカー関連の本が増えそうです。
「あちら側」も良いですが、「こちら側」のマネジメントの大切さがわかります。一気に現実に引き戻されました。特に以下の部分は頭が痛くなります。
- 管理職の階層が多い
- 調整のための会議や打ち合わせが多い
- 機能別部門が細分化されている
- 人間が多すぎて人間関係に気をつかい合っている
- 役員の年齢層が偏っている
どこぞの「裸の王様」とその「取り巻き」に超オススメ。「大企業病」にかかっている会社では、将来有望な新入社員には読ませてはダメです。
- 作者: 望月護
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
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