日本人のためのイスラム原論

 日本語がチョッとおかしい小室直樹氏にしては読みやすいが、キリスト教徒に対して"奴等"的な発言も多いので眉をひそめる部分もある。
 井沢元彦氏の「世界の宗教と戦争」75%+小室直樹氏「数学嫌いな人のための数学―数学原論」25%でこの著書はできている。イスラム教の宗教としての「完全性」を知るには本書で十分と思われるが、相変わらずの「天才ぶり」なので、この本のみでは小室氏が「本当に伝えたいことは何か?」が凡人には良く分からない・・・orz.氏の著作物はどれも書いてあることが同じ気がする。

日本人のためのイスラム原論

日本人のためのイスラム原論