2006-01-01から1年間の記事一覧

日本人のためのイスラム原論

日本語がチョッとおかしい小室直樹氏にしては読みやすいが、キリスト教徒に対して"奴等"的な発言も多いので眉をひそめる部分もある。 井沢元彦氏の「世界の宗教と戦争」75%+小室直樹氏「数学嫌いな人のための数学―数学原論」25%でこの著書はできている。イ…

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世代交代ですかね。 MSのやり方に賛否両論はあるでしょうが、ビル・ゲイツ氏の情報化社会への貢献度が高いことは誰もが認めざるを得ない事実だと思います。MSの株価は下がり気味だし、グーグルにも圧され気味なので、まさに今が引退のタイミングかもしれませ…

ドラッカーわが軌跡

ピーター・ドラッカー「通」の人たちに最高のドラッカーと言わせしめる「傍観者の時代」の新訳版。 20世紀とともに生きてきたドラッカーが、若き日々に何を見てきたか?その交遊録を知ることで、「観察者」ドラッカーが如何にして生まれてきたかを知るでしょ…

世界の宗教と戦争講座

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、儒教を著者なりの切り口で簡潔にまとめられている。上記の宗教の教義・生い立ちについて非常に分かりやすく書かれており、その対比として日本では宗教が発達しなかったのかについても言及されている。一般的…

人はなぜ宗教を必要とするのか

ムラ社会の「和」を大切にしてきた日本では、「創唱宗教」はムラの「和」を乱すものとして受け入れられてこなかった。しかし、お盆に先祖の魂か帰ってくるだとか、ご先祖様の墓参りといった「自然宗教(民族宗教)」を信じており、「無は真理」であるという…

カラマーゾフの兄弟(上)

ブックオフで買ってきた原卓也氏版 上巻最後の「大審問官」噂どおりスゴイです。文学なんて読んだこと無いので比較のしようが無いのですが、絶対的にスゴイと思います。僕のボキャブラリーでは表現できません。朝の電車で読んでいたら、その日の仕事が手がつ…

プロフェッショナルの条件

すっかりはまってます。ピーター・ドラッカー。 来るべき知識社会に個人はどう対応していくべきか?プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生出版社/…

国家の品格

特別新しいことが書いてるか?というとそうでもないです。飲み屋で60代の部長クラスが酔っ払って、「日本の将来について」建設的でない話をしてるのを隣で聞いている感じ。それでも、これを出版してしまう藤原正彦氏と新潮社はすごいかも。 グローバル化に対…

笑ったけど、これプロレスじゃねぇかっ!?

ブラウン監督からベース守れ! 本拠地で迎える広島3連戦を前に、西武内野陣が一致団結。血気盛んな敵将・ブラウン監督が抗議に出た際に“ベース投げ”だけは体を張って阻止することを誓った。 名付けて「ブラウン包囲網」。米国では3年間で通算22度の退場…

キリスト教を問いなおす

9.11後に書かれた本書であるため、キリスト教とイスラム教の対立についてもう少し突っ込んだ内容を期待したが・・・。 「平和を説くキリスト教が、なぜ戦争を引き起こすのか」という問いに対し、十字軍の遠征やインカへの侵攻などにおける残虐行為は、キリス…

ネクストソサエティ

すっかりはまってしまったピーター・ドラッカー第二弾。ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる作者: P・F・ドラッカー,上田惇生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2002/05/24メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 148回この商品…

ドラッカーの実践経営哲学

お恥ずかしいことにピーター・ドラッカー初めて読みました。いつも本は付箋をつけながら読んでいきますが、付箋足りないぐらいです。図書館で借りてきましたが、Amazonで買って手元に置いておきます。 「顧客」とは?顧客にとって「商品の価値」とは?企業が…

グーグル

梅田さんが言う「あちら側」が、我々の生活・ビジネスにどれだけの影響力を与えているか?「今」を分かりやすく語ってあります。半年後に読んだらもう古いかもしれません。グーグルがライバル会社だと気付いていない、広告会社勤めの知人におすすめ。 「巨大…

おもちゃ携帯

えっ〜!そっちへ行っちゃうの?時代はスマートフォンじゃねぇの? ソフトバンク、アップルと携帯で提携 ソフトバンクと米アップルコンピュータは国内の携帯電話機事業で提携する。アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」内蔵機を共同開発…

リスティング広告とドメイン名

”検索エンジンのルールは検索会社が作成する”という大原則 検索エンジン会社は各々の理念・考えに基づいて検索品質を維持するためのルールを策定し、適用する。SEOをする側はこのルールをきちんと理解したうえで、個別の行為が検索エンジンにどう映るかを考…

勉強力をみがく

前半に総論を語り、後半で細かすぎる各論に入る本と異なり、各章各章で山があるので飽きることなく読める(これも抽象を先に書かないという、筆者の戦略らしい)。平易ではあるがピピっとくる所が多い。 認識離散は創造的思考により統合することができる。 …

釈迦に説法ですよね

生まれ持ったハンディや物心つく前のトラウマなど、自身ではどうしようもないこともある。確かに人生は平等ではないかもしれない。しかし、戦火の下にも関わらず「将来、医師や教師になって人々を助けたい。そのために勉強したい」と、どん底の暗闇の中、希…

お払い箱のビジネスモデル

ビジネスモデルには賞味期限が存在し、ビジネスモデルを革新できない企業は衰退する。11業界に絞り業界の構造変化がどのようにもたらされたのか、「勝ち組み企業」の秘密がうまくまとめてある。ペーパーバックだけあってデータも新しい。 しかし、ドッグイヤ…

近藤さん頑張れ

mixiに負けるな。サーバ重っ!

詳細RSS

平易で読みやすい。簡単な歴史もあって読み物としてもすらすら読める。技術者向け。「XMLどころかHTMLも理解していない」自分でもある程度わかるぐらいだから、RSSの入門書としてならオススメできるのではないか?使えるかどうかはこれから試してみます。 カ…

「できる人」はどこがちがうのか

「できる人」になるためのHowTo本ではありません。「できる人」とはどんな人?をテーマに綴られていきます。本書では「できる人」とは「およそどのような社会に放り出されても生き抜いていける力」を持った人であり、それは「上達の普遍的な論理を技化」して…

mixiの日記とプライバシー

TBS系ブロードキャスターを観ていたら、今日もまた平塚5遺体の被害者のmixiの日記が放送されていた。mixiの日記はblogではなく(マスコミ的には同義みたいだけど)、招待制・会員制のコミュニティーサイトな訳だから、総ての人に公開するという前提で書いて…

週末起業チュートリアル

起業の目的は「会社から人生を取り戻す」であり、危機感を持つべきは「今、雇われているという事実」。それを認識して初めて「自分の人生の台本は自分で書く」ということだろう。起業とはなっていますが、それに特化した内容ではないので一般サラリーマンに…

RSSマーケティング・ガイド

RSSの可能性・メリット・デメリットが書かれてはいる。まだ一般には普及してるとは言えないものの、RSSへの対応の必要性と可能性はバックリ理解できた。ただし、6名の方が書かれているためなのか、章毎に重なる部分が多く冗長。急いで出版した感じ。 RSSマ…

告知

いらっしゃいませ。ウェブ進化論をお探しですね。 この記事はこちらに移動しました。 大したレビューではありませんが、ごゆっくりしていってください。

流星ワゴン

知人に勧められて読んだフィクション。めずらしい。 父・息子の関係を描くファンタジーです。母親との関係がほとんど描写されていませんが、こういうのもエディプスコンプレックスって言うのかな?人生には本人が気付いていないターニングポイントがいくつも…

女は男のどこを見ているか

大学図書館で借りてきました。図書館は良いね。財布に優しい。 人材サービスゆえ人の事も分かってないとね。決してモテようとして読んだわけでは・・・。 でも、こんなタイトルだと内容が気になりますよね? 結局、女性がどこを見ているかなんか気にしないで…

はてな年間100冊読書クラブ

以前、多摩大の原○先生に 「月に10冊(年間120冊)本読めば、おめ〜だって少しはましになるんだよ。ちょっとは勉強しろっ!」 と言われたので、一年後にホントにましになるのかの人体実験。 一人ではくじけそうなので、はてな年間100冊読書クラブに入会申請を…

石の扉

分類は社会で良いのか??? 秘密結社フリーメーソン。ユダヤの陰謀説もありますね。 実はWebページまであったりして、単に異業種交流会?ライオンズクラブと変わらないのかも。入会金約4〜6万円。年会費4〜8千円。 都合の悪い事には「根拠が無い」と言…

即戦力の磨き方

大前研一さんに一言。「これの要約版じゃないかっ!」 がっくりだよ。orz ザ・プロフェッショナルを読んでないならオススメ。即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書)作者: 大前研一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/04メディア: 新書購入: 4人 クリック: 72…